
Filmora(フィモーラ) iPad版を使いたいと思っているんだけど、
・買い切りで使えるのかな?
・料金プランもよく分からないので教えて欲しいです!
そんな疑問にお答えします。
PCを持っていないけど、iPadは持っているから「Filmora iPad版を利用したい」という方もいるのではないでしょうか。
でも、「Filmora iPad版」の料金プランって少し分かりにくくないですか?
「Filmora iPadを使おうか悩んでいるけど、いまいち詳細が分からない!」という方に向けて、本記事では以下について解説していきます。
本記事で分かること
- Filmora iPad版に買い切り版はあるのか
- Filmora iPad版の料金プラン
- Filmora iPad版は商用利用はできるのか
- Filmora 購入時の注意点

本記事を最後まで読めばFilmora ipad版を買うべきか判断できるようになりますよ。
Filmora iPadに買い切り版はある?
結論、ないです。サブスクリプション版はあります。

え、ないの!?ほんとに!?
実は、AppStore Filmoraページの料金プランの中に、
「Filmora Pro(iOS)- Perpetual ¥10,000」
という記載があり、これが買い切り版に該当するようです。しかし私がアプリをダウンロードしたところどこにも「Filmora Pro(iOS)- Perpetual」を購入できるところがありませんでした。

「どこから購入するのだろう?」といろいろ調べた結果、App Store(海外版)で、2025年3月27日にユーザーとWondershare公式の間に下記のやりとりがありました。注目は赤線の部分です。

簡単に要約すると以下のとおり:
【ユーザー】
買い切り版を復活してほしい!
【Wondershare】
ごめんなさい。現在Filmora iOSは、ライフタイムライセンス(買い切り版)を提供しておりません。でも要望を受けて製品部門で検討はしてみます。
といったやりとりでした。つまり、
- 以前は買い切り版があったが、今はない。
- 要望を受けて、Wondershareの方で買い切り版復活は検討してみる
ということになります。
もしかすると国によってApp Storeページ内の表記が違う可能性はありますが、今のところ日本版に買い切りプランはないと考えて間違いありません。私の方でも、アプリ内の料金ページにも買い切り版がないことを確認済みです。
Filmora iPadの料金プラン

Filmora iPad版に買い切り版はありませんが、サブスクリプション版はあります。
サブスク版は料金プランがいくつかあるので、それぞれ紹介します。
Filmora iPadの料金プラン
Filmora iPad(アプリ内課金)の料金プランは以下のとおり
Filmora iPadアプリ版の料金
プラン | 料金 | 対応OS |
---|---|---|
Filmora Pro-Month | 1,200円/月 | iOS/iPadOS |
Filmora Pro-Year | 6,000円/年 | iOS/iPadOS |
Filmora Premium-Month (Filmora All Platform Pro) | 3,000円/月 | クロスプラットフォーム Windows/Mac/iOS/iPadOS/Android |
Filmora Premium-Year (Filmora All Platform Pro) | 7,980円/年 | クロスプラットフォーム Windows/Mac/iOS/iPadOS/Android |
※上記の内容はFilmora-HDアプリの料金を参考にしています。Filmora-AIのアプリから確認した場合料金が異なる可能性があります。
デスクトップ版の料金は以下のとおり
ベーシック 年間プラン | アドバンス 年間プラン | 永続ライセンス | |
---|---|---|---|
課金方式 | サブスクリプション | サブスクリプション | 買い切り |
値段 | 6,980円/年 | 7,980円/年 | 8,980円 |
対応OS | Windows/Mac Android/iOS | Windows/Mac Android/iOS | Windows/Mac |
メジャーアップデート | 無料 | 無料 | 有料 |
マイナーアップデート | 無料 | 無料 | 無料 |
デスクトップ版の料金ページをチェックする
Filmora iPadはデスクトップ版(ブラウザから)も購入できる
料金プランの詳細を確認してお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
Filmora iPadは必ずしもアプリ内から購入する必要はありません。デスクトップ版からも購入できます。
デスクトップ版(ブラウザ)から
- 年間ベーシックプラン
- 年間アドバンスプラン
を購入してもiPadで使えるということです。
結論iPadで利用する場合でもデスクトップ版を購入するのがおすすめです。理由はこの後解説します。
デスクトップ版の購入はコチラから ▼
- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。
デスクトップ版を買うべき3つの理由

デスクトップ版(ブラウザ)でもFilmora ipad版を購入できることがわかったけど、どちらから購入したらいいの?
結論、デスクトップ版(ブラウザ)から購入した方が総合的にお得です。
デスクトップ版がおすすめな理由は以下のの3つ。
- 【理由①】クーポンでお得に買えるから
- 【理由②】対応OSが幅広いから
- 【理由③】アプリの「Filmora-HD」と「FilmoraFilmora-AI」の料金が分かりにくいから
【理由①】クーポンでお得に買えるから
デスクトップ版から購入すべき最大の理由は、クーポンでお得に買えるからです。
アプリで購入すると割引がないので少しでも安く購入したい方はデスクトップ版から購入するのがおすすめです。
クーポン取得方法はとても簡単で、商品をカートにいれて放置するだけでOK。
10%OFFクーポンはカートに放置して数分で受け取ることができ、10〜25%OFFクーポンはカートに数日放置するだけでメールでクーポンを受け取れます。

クーポン取得方法の詳細は、以下の記事をご参考ください。
デスクトップ版の購入はコチラから ▼
- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。
【理由②】対応OSが幅広いから
理由2つ目は、
Fimora Pro(ios)の料金の方が少し安いが、対応しているOSが「ios、iPadOS」のみ。
一方、デスクトップ版は「Windows、Mac、ios、ipadOS、Android」と対応OSが幅広いからです。

もしPCを持っていなくても、料金にそこまで差がないこと、今後のことを考えるとデスクトップ版を購入しておくと安心でしょう。
【理由③】アプリの「Filmora-HD」と「FilmoraFilmora-AI」の料金が分かりにくいから
Filmora-HDとFilmora-AIでは料金が若干異なることがあります。
例えば「Filmora Premiumプラン」を比較すると以下の画像の差があります。


これはApp Store内での各アプリが独自の課金システムとなっているからのようです。
いずれにせよ、Filmora Premiumを購入するならデスクトップ版の年間プランをクーポンを使って購入した方がお得ですし、同じアカウントでログインすればどちらも使えるのでデスクトップ版で購入した方がいいでしょう。
デスクトップ版をipadで使う方法
デスクトップ版を購入した場合、「iPadでどうやって使えばいいの?」と心配の方もいるかもしれません。
難しいことは何もなく、以下の手順を踏めばすぐに利用できます。
- Wondershareのアカウントを作成(アカウント作成ページはコチラ)
(※既にアカウントをお持ちの方はこの手順を飛ばしてOKです) - ブラウザからFilmoraデスクトップ版を購入:Filmora Mac料金プラン
- AppStore FilmoraページからFilmoraアプリをインストール
- 作成したID/アカウントでアプリにログイン
以上で購入したライセンスをipadで利用できますよ。

Filmoraは無料体験することも可能です。購入するかはソフトを試してみてからでも遅くありません。もちろんiPadでも可能ですよ。
\ 無料でお試し可能! /
Filmora HDとFilmora-AIの違い
FilmoraアプリをApp Storeで検索すると以下の2種類が表示されます。
- Filmora HD
- Filmora-AI
どちらを選べばいいか迷う方もいるかもしれません。
結論、デスクトップ版の「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」を購入すれば、同じWondershareアカウントでFilmora-HDもFilmora-AIも両方使えます。
「じゃあ、どうやって使い分ければいい?」という話になりますが、2つの違いについて、それぞれの特徴を以下にまとめてみました。
比較項目 | Filmora-HD | Filmora-AI |
---|---|---|
編集スタイル | 手動編集重視。 タイムラインで細部まで自分で調整できる | AI自動化重視。 AIの提案や自動処理が中心、手動調整も可能だが自由度はやや低め |
カスタマイズ性 | 高い。 カットやエフェクト、テキスト配置などを細かくコントロールできる | AI主導のため、細かい作り込みはやや苦手 |
操作性 | 直感的でシンプル。 ドラッグ&ドロップ中心で初心者にも使いやすい | 操作は簡単だが、AIの提案が多く「自分で一から作りたい」人には物足りない場合も |
エフェクト テンプレート | プリセットが豊富。自分で選んで自由に組み合わせられる | AIが自動で適用・提案。 細かく自分で選びたい場合はやや不向き |
本格機能 | 4K書き出し、マルチトラック編集、キーフレームなどPC版に近い本格編集が可能 | 4K書き出しやPC連携も可能だが、細かな手動調整やプロ向け機能はHDが優位 |
この表からそれぞれの利用シーンをまとめると下記のような感じ↓
Filmora-HDの利用するシーン
- 自分で細部までこだわりたい
- 編集スキルを身につけたい
- 本格的な動画編集をしたい
AIの力も少し借りつつ、自分の手でこだわりたいときはこちらのアプリがおすすめです。
Filmora-AIを利用するシーン
- 時短・自動化を重視したい
- AIの力で簡単に動画を作りたい
- 編集初心者
AIに作業をお願いするイメージです。

デスクトップ版の年間ライセンスはどちらも使えるので、とりあえず両方使ってみればいいと思います!
デスクトップ版の購入はコチラから ▼
- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。
Filmora iPad版は商用利用できるの?

Filmora iPadは有料プラン&条件を守れば商用利用は可能です。
無料版は商用利用できないので注意しましょう。
条件は以下の2点↓
【条件①】有料プランであること(無料版は商用利用できません)
【条件②】作成した動画をYouTubeやSNSなど、どこかの媒体にアップする際は「この動画はFilmoraで作成されました」と記載し、Filmoraで作成したことが分かるようにすること
それぞれ簡単に解説します。
【条件①】有料プランであること(無料版は商用利用できない)
Filmora iPadで商用利用するには必ず有料プランを購入する必要があります。
無料版は商用利用できません。
Filmoraの有料プランには「個人プラン」と「法人プラン」があり、それぞれ商用利用のルールが変わります。
Filmora iPad版は法人プランを購入することができません。なので、必然的に個人プランのルールに従うことになります。
以下個人プランと法人プランでできることの比較です。iPadの方は個人プランをご参考ください。
個人プラン | 法人プラン | |
---|---|---|
利用対象 | 個人 (趣味・副業) | 法人・企業・クライアントワーク |
YouTube (ブログやSNS含)での広告収益 | 可能 | 可能 |
動画販売 | 不可 | 可能 |
クライアントへの納品 | 不可 | 可能 |
商用不可素材 | 使用不可 | 使用不可 |
“Filmoraで作成された動画“ の記載義務 | 必須 | 不要 |
個人プランはYoutubeやブログ、SNSなどでの広告収益化に適しており、趣味や副業での利用が可能です。ただし、動画そのものを販売したり、法人との取引やクライアント向け納品はできません。
作成した動画を販売したり、クライアントへ納品したい場合は「法人プラン」を購入する必要があります。iPadでは法人プランを購入することは出来ないので、個人活動の域を越える場合はPCの購入&法人プランの購入が必要になります。
【条件②】動画の説明にFilmoraで作成したことを記載する
条件2つ目は、作成した動画をYouTubeやSNSにアップする際に、必ずFilmoraで作成されたことを記載する必要があります。

これはWondershare公式規約にも記載されていることなので必ず守りましょう。
個人プランを購入し、Filmoraを商業目的で使用する場合は、動画の説明に「動画はFilmoraで作成されました」と記載する必要があります。動画に「動画はFilmoraにで作成されました」と表示したくない場合は、Filmoraビジネスプランの購入をご検討ください。
条件①・条件②の根拠
Filmora iPadでも条件を守れば商用できることを解説しました。簡単な解説だったので、
- 条件①、条件②の根拠は?
- 商用利用で気をるけるべきことは?
これらの詳細については、以下の記事を参考にしてみてください。

たまに規約変更があったりもするので、数ヶ月おきに規約を確認することをオススメします。
デスクトップ版の購入はコチラから ▼
- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。
商用利用するときは使用する素材に気を付ける
商用利用する動画に素材を使用するなら、素材ごとの「商用利用可否」を明確にチェックしましょう。不明な場合は使用を避ける方が安全です。
・商用利用できる素材の判断方法
商用利用できる素材の判断方法で最も簡単で確実なのは、「商用利用可能」とラベル付されているかどうかです。またAI生成か、非生成かも重要です。
Filmoraにデフォルトで用意されている素材については以下を参考にしてみてください。
【非生成AIの素材】
【OK】非生成AIの素材で「商用利用可能」とラベル付された以下の素材は商用利用が可能です。
- オーディオ
- サウンドエフェクト
- トランジション
- エフェクト
- フィルター
- ステッカー
- タイトル
【生成AIの素材】
【OK】非生成AIの場合、「商用利用可能」とラベルの付いた以下の素材は商用利用OKです。
- AIミュージック
【NG】一方で、以下の素材は商用利用ステータスが不明確なため商用利用NGです。
- AI画像
- ステッカー
- テキストから生成された動画
- AI生成の効果音
参考URL:Wondershare公式サポート

「商用利用可能」のラベルを付いたものを選ぶのが最も確実で安全です!
Filmora ipad購入時の注意点3つ
Filmora iPad購入時の注意点を解説します。購入したあとに後悔しないようにしましょう。
注意点は以下の3点です。
- アプリ版はクーポンが使えない
- デスクトップ版はオプションに気を付ける
- サブスクの自動引き落としに気を付ける
それぞれ解説します。
【注意①】アプリ版はクーポンが使えない
アプリ内から有料版を購入する場合クーポンが使えません。
一方デスクトップ版はクーポンが使えるので、結果的にデスクトップ版の方が安くなります。

デスクトップ版の「年間ベーシックプラン6,980円/年」にクーポン適用したとしても、「Filmora Pro(ios)6,000円/年」の方が安いのでは?
こんな疑問を持たれるかもしれませんが、対応OSを比較してみます↓
- Filmora Pro(ios):ios/ipad
- 年間ベーシックプラン(デスクトップ版):Windows/Mac/Android/iOS/ipadOS
このように、対応OSを比較すると実質的にデスクトップ版の方がお得と言えるでしょう。

少しでも安く購入したい方はアプリ内課金ではなく、デスクトップ版の購入をオススメします。
デスクトップ版の購入はコチラから ▼
- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。
【注意②】デスクトップ版はオプションに気を付ける
有料ライセンスを購入時、自動的に「Filmora Creative Assets」というオプションが付いてきます。不要なら必ずオプションのチェックを外しましょう。
このオプションは最初の7日間は無料体験できますが、8日目以降は月額1,999円発生してしまうので、「勝手に追加料金が発生した!」と勘違いする方もいるようです。
オプションが必要なければ必ずチェックを外してくださいね。
チェックを外すところは下記の矢印の部分です。

このチェックを外せば、8日目以降に料金が発生することはありません。

仮にチェックを外し忘れても、Wondershareのマイアカウント「サブスクリプション」からいつでも自動更新を外せるので安心してくださいね。
【注意③】サブスクの自動引き落としに注意
サブスクリプションを登録する際、
- クレジットカードの登録をしたくない
- 自動引き落としが怖い
という方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、支払い方法を以下の方法にすればクレカの登録もありませんし、自動引き落としもないのでオススメです。購入画面で支払い方法を選択できますよ。
【自動引き落としされない支払い方法】
- 銀行振込
- コンビニ払い

もしライセンスを更新したい場合は、再度支払いを行えばOKです。
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- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。
【まとめ】Filmora iPad版に買い切り版はないので、サブスク契約をしよう!

本記事ではFilmora iPadに買い切り版はあるのか解説しました。
結論、買い切り版はないので、有料プランの利用にはサブスクリプション契約が必要です。
サブスク契約方法
iPadでサブスク契約する方法は
- アプリ内課金
- デスクトップ版の購入
の2つがあり、クーポン利用で安く購入できるのはデスクトップ版です。アプリ内課金だとクーポンが使えないので注意しましょう。

デスクトップ版のクーポン取得方法については以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
iPadでサブスク契約できるのは「個人プラン」のみ
iPadでサブスク契約できるのは「個人プラン」のみです。「法人プラン」は契約できません。
さらにデスクトップ版の「買い切り版」はiPadでは使用できないので、購入時に注意しましょう。
iPad利用者がデスクトップ版ライセンス購入する場合、以下2種類が選択肢となります。
- 年間ベーシックプラン
- 年間アドバンスプラン
金額にそこまで差はないので、年間アドバンスプランを選んだ方が使える機能を考えると、総合的にみてお得かもしれません。
iPadで気軽に動画作成してみよう!
本格的な動画編集をするならパソコンがおすすめなのはもちろんですが、手軽に始めるならiPadでも十分作業できます。
Filmoraは、
- お手頃価格
- 複雑な設定の必要なし
- 初心者でもクオリティの高い動画を作成できる
といった特徴があり、これから動画編集を始めたいという方にオススメしたい動画編集ソフトです。もちろん動画編集中級者にも満足できるソフトですよ。
Filmora ipadの使い方については、下記の記事でFilmoraの使い方が学べる本や、公式動画の紹介をしているので参考にしてみてください。

iPadで気軽に動画編集を始めてみましょう!
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- Filmora Mac料金プラン
※iPadの方は「年間ベーシックプラン」or「年間アドバンスプラン」が対象となります。